テストだし… ボ〜っと?

英語のテストが始まる。火曜日から。来週の日曜日には簿記の検定がある。まずは英語のテストに十字砲火を浴びせよう。口答のテストはある程度言語を理解してて、言葉をくっつければ何とかなってくれるしまあなんとかなろう。筆記のテスト・・・単語・・・。まあ昔やったことだしある程度いけるであろうと楽観したいね。微妙なライン。


今日は朝5時頃に目を覚まし、読みかけの本を読破した。カート・ヴォネガット・ジュニアの「タイタンの妖女」。あらゆる時空に存在し、愚かな人類の救済に励むウインストン・ナイルス・ラムファード。そのために大富豪のマラカイ・コンスタントが記憶も富も失わされ、ロケットに乗って星々を点在し、目的地であるタイタンを目指す。読んでいると、マラカイてすごいかわいそうな人だなと思ったが、「人生の目的は、どこのだれがそれを操っているにしろ、手近にいて愛されるのを待っているだれかを愛することだ」と言ったところは考えさせられた。タイタンに不時着し故障した宇宙船を直すべく、1人のトラルファマドール星人(愛らしい姿を想像をしてしまう)によって操られたラムファードが人類を救済するという名目でマラカイとその妻(元ラムファードの妻)とその子供をタイタンまで放浪させ、なんか、子供が・・・どっかで拾った金属の破片(子は幸運のお守りと大切にしてた)が宇宙船を直す鍵だとかいう話になったり、トラルファマドール星人の使命がタイタンから1800万光年のところから始まる島宇宙の、そのどこかで生物を見つけ、とあるメッセージを伝えることにあって、でもそのメッセージが点ひとつで、その点の意味が「よろしく」だったり。このメッセージ(点1つ)のために宇宙を放浪し、親友を殺し、失うものすべてを失ったマラカイや、このために踊らされたラムファードや人類全体の行いが実にこっけいな話であった。最後の最後で妻の愛を勝ち取ったマラカイが幸福なのかどうか、やはりこっけいであると思った。おもしろい作品だった。


※なお、僕の書くこと言うことには誇張癖、的外れがあるかもしれないのですので。