夏バテ最盛期は脱皮の時期

夏休みに入ってからずっと、ロクに人と会話もしてないものですから、
なんだか自分の中の言語が廃れていくような気がしてならない。
うまい日本語が出てこないような錯覚に陥る。


夏休みから早2週間くらい。家に引きこもって4日目。
少し外に出ただけなのに、家に帰ってみると、ものすごい汗をかき、
吐き気をもよおし、気分が悪くなり。
夏バテが最盛期に達し、ついに倒れこんでしまう。
もしかしたら引きこもっている間に、室内の環境に慣らされすぎ、
外の環境に適応できなくなってしまったのでは、と本気で考える。
テキオウ灯なしでは、ロクに外もうろつけなくなってしまった?
しかし、その後の体調は快調。僕は脱皮した。
夏休みもこれからが本番。


メッセンジャーを友人間でたまにたしなむことがあるが、
あれは会話の文面が会話中は残っているから、ちょっとじっくり眺めると、
どうも僕は、自分のことを主軸に置いた話をしまくっている。
これは悪い点だ。自分のことしか話さぬ人間であることを発見してしまった。
コミニュケーションに乏しいということ。
そういえば高3の頃、俺と同い年・歳の近い人間・高校教師をものすごく
嫌ってみたりして、ほとんど1人でいたということがあったっけ。
できないほうだったから、周りからの風当たりがうっとうしいかった。
人の言うことに適当にハイハイ言ってさ。
褒められることはないけど、怒られはするんだ。
あれは僕の心を間違いなく捻じ曲げた。自分で捻じ曲げてしまった。
結局、自分では何もしないのに他人にはブースカ文句言って、自分を神聖化してた。
連中を嫌っているのは自分のせいじゃないと思ってた。
今はなんであんなだったのか、信じられないし、ああはなりたくない。
ねじ切れてしまったコミニュケーション能力が今も引きずられてて、
自意識過剰で、自分の尺度でしかモノを話せないのかもしれない。
ともあれ、今の自分は、自分のかわいさに酔いしれ、排他的な性格ではなくなったと、
それなりに実感している。
僕の、人として立ち直っている、まだ途中。
しかし、この日、昔の僕の2号ともいうべき人を知ってしまった?
あらゆる大規模な集団の中で、こういった人は1人や2人はいるものと思う。
僕にはどうしたらいいのかわからない。