歌問題 完結 もうあの歌は戻らない…

そういえば、下の人が歌を歌って、上に住む僕らが大変な想いをしているというのは昔の話。今では静かでやっと人間らしい生活を取り戻した気分。しかし本当に静かになった。
あれ以来下から歌は聞こえない。気がつくと、いつの間にか下の人が引っ越している模様。
歌の件で事務所に話をつけて、事務所も動いてくれたらしく、なんか僕らが追い出した感じがしないでもない。でも結果的にはこれでいいと思う。
今日は下に住むおばあさん(アパートでの結構な力を持つ人)と話をする機会があった。
その人と軽く歌の問題について話し合った。ここで下の人が引っ越したのだと確信が持てた。そして軽く戦争の話になり、蚊が問題になっていることを話し、話は歌の問題に戻る。
おばあさんの話では、下の人の隣に住んでいる人がニュースのアナウンサーらしく、いわゆる常識人らしい。で、この人も実は、僕から見た下の人の歌にはほとほと困っていたらしく、自分たちだけの問題だと思っていたことが、いまさらながら間違っていたことに気がついた。よく考えればあれだけの音がすぐ隣に響かないはずがない。結果として、周りの人間を味方につけようという思惑は、見事に成功していたわけです。


※ここで注意したいのは歌の程度の問題だが、まず足音が軽く響くとか、話し声が洩れてくるとかといった問題とは次元が違い、夜中でもいつでも関係なくベースなどの重低音が響き渡るし大声で歌うなど。そしてアパートの構造が木造であるから音がよく響くということ。
土・日にやられた日にはもう冗談ではないほど。だからその音が今までで最高に達したとき、苦情に行ったら居留守を使われ、ジムショ まぁ〜 というわけです。