岸田繁・大絶唱!(大絶笑)とかいってみたりして

日曜日。窓から見える天気は曇り。今日は家でだらだら。そろそろ人間関係にかるく葛藤を感じる。正直毎日人と会っても何を話せばいいのかがわからない。まあ昔もそうだったし、なるようになるべ。僕悪いことしてないし。今日は適当に本でも読んでだらだらした。昨日は動き回ったし。明日はがんばろう。


ANANDA・SHANKAR。アナンダ・シャンカールという、シタールの世界では大物という1970代のアーティストである。以前ONE PLUS ONEでCDが半額だった頃、インドサイケ、シタールのワードに惹かれ、なんとなく買ってしまったCDの一つ。いざ届いて聴いてみると、最初の曲がJumpin’Jack Flash、ストーンズのカバーである。聴いてみての感想としては、笑いが笑いがこみ上げてくる。最初はまともな曲じゃんと思ったが、シタール(アナンダのところ)が入ってきたとたんに曲全体に妙な脱力感が広がりはじめる。ていうかロックじゃん!。シタールのソロの部分(アナンダのところ)は正直ダサいとしか思えなかったし笑えた。シタール(アナンダのところ)が入らなければまともなのになどと思った。シタールで売れようとしたのだろうな。あれを聴いて以来、インド、シタール、アナンダ、シャンカールという言葉を見るとなぜかビクビクしてしまう。他のアーティストのシタールを聞いても、たまにアナンダに聴こえてしまうことが起こるようになった。トラウマである。それは今後も変わらない。まあミソクソいってはみましたが、近年のそこらへんのくだらぬJ/POPよりはよっぽど価値があるし、インドサイケとしては音楽の時代的・文化的な価値があると思うし、なによりも珍盤として愛着をもてる。


昨日、DISK UNIONにてアナンダ・シャンカールのレコードが中古で¥6000したという話を聞いた。割と高価。結構探している人とかがいるのかも。そういえば僕も「テェンテェンテェィ〜ン」とかいってシタールのまね(ジャンピンジャックフラッシュで)したりするしなぁ。妙に癖になってしまうんです。買ったときは散々ネタにしまくったけど、今聴いてみて、個人的にはすばらしいとはいわないが、あの気の抜けたギターのようなシタールの音は、奇妙な魅力を帯びている気がする。今になってわかった。聞いた感じはシタールでロックを表現したような作品だが、あれはサイケだわ。アナンダの存在もシタール・ロックもサイケだ。最近は愛着をもってごくたまに聴いてています。ちなみにアナンダはビートルズとも関わりのあったラヴィ・シャンカールの甥っ子だそうです。


なお10月18日のブログに4行ほど書き足した。HEELYS(ローラー靴)について。

アナンダ・シャンカール

アナンダ・シャンカール