変な音楽

今日はイサム・ノグチ展に行かなかった。学校から帰ってきたら2時くらいになっていたから。今日は行く気だったのに。27日まで、つまり明日までの開催というが、明日はやっているのだろうか。

以前、ALVIN LUCIERの「Vespers And Other Early Works」というCDを買った。ALVIN LUCIERの60年代の作品。サウンド・コラージュから電子変調、ノイズまで様々な志向が錯綜していく展開という文句に駆り立てられ、この人がどういう人なのかもわからず、なんとなく買ったもの。最初聴いたときは泣きそうになりましたね。なんかチリチリ鳴ってるだけじゃん!(実際はそんなことはない)と思ったものだ。後になってわかったのは、どうやらこの音楽は、パフォーマンス性が高く、実験性にあふれたものらしい。彼はどうやら科学的なアプローチで音楽活動を行っているようだ。そしてアート性の深く追求したものに仕上がっている。このCDに関しては、美術館で流れているような空間的な広がりを持つ感じの音楽だと思った。実際にこの人のパフォーマンスを見るのは面白いと思うが、CDやLPで聞く分には、なんだかわけがわからないかもしれない。

Vespers & Other Early Works

Vespers & Other Early Works