原美術館へ行く、ああ余韻が

antena-robo2005-12-11

今日は兄弟で原美術館に「オラファー エリアソン 影の光」を見に行く。いやあすごかった。暗い部屋で、天井からごく細かい水滴を降らせ、その水滴に光を当てて虹の膜のようなものを作り出していたり、部屋の真ん中にアクリルか何かでできた輪っかがつるしてあって、それが天井の機械で緩やかに回っていて、その輪っかに光を当てて、壁に光と輪っかからなる屈折による色の変化や光のうねりが映し出されていたり。いろいろあったけど最後はこの2つを行ったり来たりしていた。虹のところで途中、兄がおばさんに声をかけられケイタイの動画で映してくれと頼まれる。あの部屋にいたのは僕ら兄弟と女の子2人組みとそのおばさんだ。するとおばさんが虹の膜越に踊りだす。最初は何が起こっているのかが飲み込めず、隣の女の子2人も笑ってる。兄は踊りを映してる。あの現場に居合わせた人、本当にラッキーだね。いや、撮影禁止なんだけどね。だいぶしばらくして、ミュージアムショップへ行く。ジャン・ミッシェル・バスキアのTシャツがあったので買った。このときはいけると思ってSサイズのを買ったが、家で着てみると結構ピチピチ。うわーSでも着れるけどさあM買えばよかった。
帰りの横浜のTOWER、Vashti Bunyanの「Lookaftering」日本盤を買う。日本版にはボーナストラックとか何か特典がつくのかと期待していた。ライナーノーツが付属、ポスターをもらった。ポスターは今作のジャケットの絵のもの。買ったものの、兄が買った輸入盤のものをすでに聴いているのだが、やっぱり良いなこれ。雰囲気が昔のと全然変わってない。今にも消えかかりそうなかすかな感じ。美しい。フォーキーなサウンドっていうんですか?静かな、やさしい、平穏な音楽。ああ美しい。

Lookaftering

Lookaftering