めっちゃつかれたコルベール ファンタスティック!

ついにお台場へグレゴリー・コルベール展を見に。
コンテナを積み上げて作られたノマディック美術館の外観も素敵。
で、写真がさー、そこそこ前に写真集(¥16800)買ってたんだけど、
実際に間近で大きな写真を見てみると全然違うよ迫力が。
写真がすべてセピアってのがまたなんともノスタルジックというか、
記憶の中にある思い出、みたいな存在感を出してて、
どことなく情景の存在が曖昧な感じがよかったです。
もしカラーだったらただ単に「えー超・すごいなー」って写真だし、
リアリティが過ぎるとなんとなくありふれた感じになるかなと思うので。セピア効果。
人間と動物同士が、仲がいいだけでなく、濃く深く信頼しあってて、
なんというか家族(兄弟)みたいなもんで、
互いに意識して一緒にいるわけでもないが、なんか気が許せてるみたいな感じ。
主従みたいのがなくて、お互いに目線の高さが平等ってのがいいね。
動物と人間の関わり、ここに極まれり、です。
映像作品がすごくよかった。これは見に行ってよかった。
なんとなくで動物と一緒にこんな写真とれるのかすげーこれ!なんて思ってたけど、
ホントに動いてるところをみるとその迫力は段違い。
動物と人間とが、あんなふうに家族みたいに関わることができるのかと感心した。





しかしながら、3本ある映像作品のうち1つが90分くらいあって、
しかもイスというイスが木の円柱の台みたいので、立ち見はもちろん、
座ってても疲れるわ、映像自体がどれもゆったりな感じで、
アンビエントな音楽とあいまって眠くなるわで、
90分のに関しては記憶がトビトビなのですよ。
あれのベストな見方は最前列で床にアグラ…かな。
わるいけど90分は長いと思うなー